一揆の映画プロジェクトのブログ

山中一揆を題材とした映画『新しき民』の動きや様子を、ここ真庭からお伝えできればと思います。http://ikkino.jp

映画『新しき民』 製作概要の発表

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(製作発表会場[木材ふれあい会館])

会場前に流れる旭川。この川筋を含め、黒田方面、

三坂方面の計三方面から、かつて一揆勢は攻撃を受けました。

http://can-chan.com/santyuu-ikki.html

 


一揆の映画 『新しき民』 製作概要
 
■ タイトル:新しき民(あたらしきたみ)

■ キャスト:主演 治兵衛役 中垣直久(鳥の劇場
       ヒロイン たみ役 梶原香乃
■ スタッフ:山崎樹一郎(脚本・監督)、俵謙太(撮影)、大和久健(照明)、
       近藤崇生(録音)、西村立志(美術)、福嶋賢治(助監督)
■ あらすじ:
 小作農民の治兵衛(じへい)は、身重の妻・たみとともに、
山の中で静かに暮らしていた。ある日、義理の兄であり、地主の新六(しんろく)から、藩に対して年貢の免除など交渉するため、
周辺の村々の農民たちが数千と集まり、決起することを聞かされ、
参加するように促される。渋々参加する治兵衛。
 集まった農民たちを前にして、騒ぎを大きくしたくない藩は、要求を呑み、
事態は治まったに見えた。しかし数日後、意に反して、
一部の人間が打ちこわしという実力行使に出ると、
藩はたちまち鎮圧に動き、農民たちは再び決起を余儀なくされる。
圧倒的な力の前に敗れていく農民たち。
そんな中、治兵衛は葛藤の末、生き残るために、村を捨て、
たみを捨てて逃げることを選ぶ。
 数年後、逃げ延びた治兵衛は、村に帰ることも出来ず、町で暮らしていた。
そして運命の歯車が動くように、治兵衛のもとに、
新六の子・喬之介(きょうのすけ)が現れる。
忘れられない過去に直面する治兵衛は、遂に村に帰ることを決意する。
いま、村は、たみは、果たしてどうなっているのだろうか。
複雑な感情が渦巻く中、治兵衛は村へと向かうが……。
 
■ 撮影スケジュール:2月5日(水)~2月28日(金)※前後に実景撮影あり
 
■ 撮影スケジュール一部詳細 ピックアップ ・メディア取材予定日
・ 2月7日(金)撮影地:真庭市湯原
   ※美術部がゼロから制作したロケセットでの撮影。
・ 2月15日(土)撮影地:井原市・中世夢が原
   ※大旦芝に集まる群衆の場面。最大規模のエキストラが出演。
・ 2月20日(木)撮影地:備前市閑谷学校
   ※津山藩士に稽古をつける場面。国宝文化財をロケ地として使用。
・ 2月23日(日)撮影地:高梁市武家屋敷
   ※庄屋打ち壊しの場面。50人規模のエキストラが出演。
・ 2月26日(水)・27日(木)撮影地:奈義町・松神神社
   ※江戸時代から続く村歌舞伎舞台をロケ地として使用。※取材日未定 

■ 製作体制
 一般的にイメージする大規模な時代劇ではなく、
地域の方々の参加・協力のもと、手作りの映画製作を目指し、
衣装や小道具など、真庭市内はもちろん岡山県内のアーティストや技術者、
多業種の方の様々なアイデア・支援によって準備してきました。
2月は、前作『ひかりのおと』メンバーや新たなスタッフが真庭に集結し、
地域内外の皆様とともに一ヶ月間の撮影を行います。
それぞれが得意技を持ち寄り、一本の映画を作って、見せる。
そうすることで、映画はより魅力溢れるものになります。
一揆を起こすかのように、映画をつくろう』を合言葉に、準備、撮影を行い、
完成は夏予定、秋以降に岡山県内巡回上映を予定しています。
 
■ 撮影協力のお願い 急募!

・ ご寄付(1口一万円から)
・ ご協賛
・ PRグッズの購入&お飲み物:タオル、Tシャツ、一揆の麦之酒
・ サポートメンバー:エキストラ、炊出し応援、車両応援、照明応援、録音応援
・ 食材提供:米、野菜、肉、味噌、漬物歓迎


■ お問合せ・ご連絡先
TEL:080-5085-3876(桑原) E-mail:info@ikkino.jp